きんもくせいで歯が痛くなる季節に、今年もなった。
ひんやりした空気に、きんもくせいのあまい香りがせつなく、
せつ・・・なく
せ・・・つな・・・く
せつな・・・く・・・
なるようなことも特にないのだが
国技館のきんもくせいは、降りだした雨も相まって、実にせつなかった。日馬富士の引退相撲が終わったから。
日馬富士の最後の綱締めも、露払い・鶴竜、太刀持ち・白鵬という、泣けてくる最後の土俵入りも観ることができた。
土俵にキスする姿が、朝青龍のその姿に重なった。
からだはお酒を欲していなかったが、
こんな台風の夜にひとりしんみりする気にはなれなくて酒場へ。
隣にドイツ人青年が座った。
ずっとむかしに行ったニュルンベルグの話などしたかったけれど
もう疲れ果てて(ホントは英語が思い出せなくて)、早々に帰宅した。
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