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2019年10月30日水曜日

名古屋と和解しなければ

金沢から福井の旅を終えた翌日は、次号の「深川福々」編集会議。
次号のスタッフコラムも担当することになり、前号に続き今回も得意分野なので今から楽しみ。
スタッフのひとりが連れてきた友だち2名が2名ともおもしろそうな人で、翌朝に健康診断を控えていなければもっとお話ししたかった。最近おもしろそうな人とよく出会うが、実に幸せなことだなぁ。


とりかかっていた作品がどうも気に入らなくて一時保留している。
最近なかなか神が降りてこなくて、と先日「秋の収穫祭」で隣り合った画家でアーティストの子に打ちあけたら、そんなときにぴったりの本があると勧められた。勧められた翌日に、その本も見ぬ間に神が降臨。
いいもの、できるかな。


先日の金沢・福井の旅のあと経由した名古屋には、学生時代に住んでいた。
今から思えば学生時代はそれなりに楽しかったはずだけれど、名駅の昔の地下街の匂いを思い出すだけでなぜか気分が沈む。
学校が嫌いで、授業をさぼっては名駅をぶらぶらしていたからだ。
夕方、帰宅時間が迫ったころのあの地下街の匂いは、守口漬とほこりっぽい古びた匂いの混じった絶望的な匂いであった。
そろそろ名古屋とも和解しなければ。

2019年7月31日水曜日

夏服も「メンキー&ノンキー」

脳みそが沸騰するこの季節は、考えごとはしたくない。

毎朝、着る洋服で悩む時間など、たまらなくイヤだ。
そもそも悩むほどの数も持ち合わせていないし、夏場は重ね着の組みあわせを考える必要もないのに。褪せて見える洋服の数々を見ては、ため息をつく。
「メンキー&ノンキー」で、心が弾む洋服を見たい。あとバッグ。
ここに行けば、必ず欲しいものに出会えるから。


先日「メンキー&ノンキー」へ寄ったときのこと。
店主に、一昨日の晩、盛大なくしゃみをしませんでしたか、と訊ねると、したかもしれないと言うので驚いた。一昨日の晩、あなたの噂をしていたんですよ、と言うと、どなたとですか、と訊かれたので初めて会ったおじさんとです、「ニューねこ正」で隣り合わせて話しているうちにこのお店の話になったんです、と答えた。
誰だろう、と店主は首を傾げるも、名前はわからないし顔だって曖昧だ。
あの洋服屋の店名は隠し子の名前らしいよ、とか、あのスーパーマーケットの人たちはとても感じがよいがレジスターのあいつはダメだ、など近所の話に終始しておもしろかった、と言うと店主はピンときたようだった。
「ニューねこ正」いいお店ですよね、ぼくもたまに行きます、と店主が言うので、私は毎週行っています、と胸を張った。

その日見つけたのは、タグまですてきなワンピース。昔、女優が海外旅行に行く際にものすごいおめかしをしていたのを真似て、今度の旅に着ていこうかな。


そうそう
「深川福々」最新号で、角乗り体験取材記を書きました。
(写真は勝手に深川福々のTwitterから拝借しました)
小さいコーナーながら、全身さらしております。
体当たりってこういうこと?脱いでないから違うか。
ばか言ってんじゃニャイよ!(久しぶりのぼっちゃん兄さん)

2019年3月25日月曜日

ねこにやさしく

うっかりしていたら、三月場所が終わっていた。
今場所は、TVで一瞬目にしただけだった。
「深川福々」の会議で三月場所の話題になったときにも、まだ初場所が終わったばかりなのになぁ、などとスットコドッコイなことを考えていた。


その「深川福々」は、先週発行された。
今回は「ふかがワンダーランド」の記事を書いた。
・・・まずは体幹を鍛えないとね、というのが、取材直後の感想であった。
温故知新コーナーでは、あの辺の方なら誰もが知っているあの方のマル秘写真が!
大江戸線 清澄白河駅などでお手にとってみてください。


体幹については、先日コーヒー豆を買いにいったときにも話題になった。
コーヒー屋さんは、私が以前出たことのあるマラソン大会にご夫婦で出られるとか。
病み上がりの奥さまはしきりに不安がっておられたが、とにかくいい大会だから楽しんできて、と伝えた。そして体幹鍛えましょうと誓い合った。

病気を克服してから味覚が鋭くなったのか、奥さまは市販のルウでつくるカレーを受け付けなくなったという。
オムライスとえびフライの名店なら、教えてあげられたのになぁ。



ごぶさたしていた、義理の両親のお墓参りに行った。
自宅近所のお花屋さんでスイートピーの花束をつくってもらったので、道中ずっといい香りが漂っていた。
お隣さん(お墓の)とこの大木が伐採されており、切りかぶの形の複雑さにしばし見入る。すみれが咲いていた。


とある休日、今夜はここに行くと朝から決めていたお店へ。
隣り合ったひとと、しばしねこ談義。
彼女の写真を見せるようにいそいそと、まだ3歳のかわいこちゃんの写真を見せてくれたそのひとと話しながら、先代のアヨちゃんやぼっちゃんのことを思い出した。
ねこにやさしいひとと話すと安心するなぁ、と気づけば酔いが回っていた。

2018年10月23日火曜日

雨に笑えば

傘屋の女房として、ビニール傘は買ってはならない、と固い意志を貫いてきた。
しかし、しとしとやわらかく舞う雨に朝から長時間濡れるのはたまらなく不快で、背に腹はかえられず、禁を破ってしまった。
「しとしとぼっちゃん」のすてきな傘が、家にあるというのに。
今日はこの傘をさしたかったなぁ。
好きな傘をがないと、雨を愉しむことができない。


仕事の電話がかかってきて、開口一番「雨ですねぇ 飲みに行きますか」と言われた。
時計を見たら14時過ぎ。
平日の14時に飲み始めている図を想像してみる。

う~ん
平日はやはり「After 6」を聴いてからでないと、その気になれない。
朝食が「おはよう商店」のものでなければ、その気になれないように。



そうそう
かわらばん「深川福々」秋号ができあがっております。
すご~く久しぶりに、コラムを担当しました。
記事に書いたお店の店主には、ある日突然お渡しして驚かそうと思っていたのに、ご近所のレコード屋さんのツイッターで知ってしまったそう。
SNS全盛の今、サプライズは難しい。