縄のれんをくぐると先日2軒目でステーキ屋さんへ行った仲間とそのママ友さん。あいさつをしてしばらく座っていないお花の前のカウンター席に向かおうとするとテーブル席にいつものご夫婦と飲み友だちもいたので、なんだかんだで宴会の始まり。途中、誕生日も年齢も同じの、やはり先日ステーキ屋さんへ行った強者も参加して大宴会に。この方、生まれた時間が私より約2時間早かったらしいので先輩風を吹かせまくって嵐のように帰っていった。
2021年1月6日水曜日
2021年1月5日火曜日
あけまして初午
ストレスなしの楽しい年末年始を横浜で過ごす。
姪たちと料理をつくったりごちそうを食べまくったり喋りたおしたり散歩したり、高齢だがまだまだかわいい盛りのねこと寝たり。早い時間から酒を飲んでいたにも関わらず毎朝すっきり目覚めたということは、これまでいかに深酒をしていたかということだ。
長居をして自宅へ戻った翌日は出しそびれた年賀状といただきものの山芋を送るために東京郵便局までジョグ。ずいぶん警察官が多いなと思ったら箱根駅伝の復路の日であった。そんなことも知らずに背中に山芋を背負って都心を走るへっぽこランナーであった。
用事が済んで、今度はアトロクブックフェアを見に池袋へ向かって走る。寒くても汗は出る。初めて通る道をきょろきょろしながら、フンド氏の母校や護国寺を眺めているうちに到着。
学研の図鑑シリーズの「キン肉マン 超人」をふるえる手でさわって本当にこの本が存在したことに驚いたり、ほかにも気になる本がいっぱいでしばし至福の時を過ごしたのちにさようなら。
帰り道、ジェットコースターに乗っている人たちの叫び声の響く後楽園ゆうえんち(今は、というかとっくに東京ドームシティアトラクションズに改称)を見上げながら通り過ぎると、20年以上前に数回通っただけのなつかしい小道を発見。ここは歌舞伎役者のあの人の自宅だよ、と教えてくれたのはフンド氏だったか。
うっかり、初午祭のための地口行灯風マッチを年賀状にしてしまった。
マッチは甘夏書店さんに置いてもらっています。
今年こそは初午祭に行こう。2ケ所は行こう。できたら帰りに串カツも食べよう。
2020年12月30日水曜日
年の瀬に驚愕連発
いつもフリーペーパーを読むために行く「おいてけ堀」へぶらり。この日は休みで年賀状を出すためだけに出かけたのでメイクもしておらずきったねぇ格好をしていたがまぁ誰も見ていないしと三杯めを飲んでいたら、ひとつ挟んだ隣の席のおじさんがおもしろくてつい笑ったのをきっかけに話が弾んで、そうしたらさらにひとつ向こうの席の方にあなたいつもすました顔で本を読みながら飲んでるよねと言われ、マスターには他所のお店で楽しそうに飲んでるのを見かけたよと言われ、恥ずかしくて規定量の三倍は飲んでしまった。意外に人は見ているのだなぁと反省。
その翌日は今年最後の「ニューねこ正」でしっぽり。数年前に本店「ねこ正」へ寄ったときに、ひとりで来て最古の常連さんばかりのあの席に座るなんてすげぇ女だなと実は噂になっていたと聞いて驚愕。意外に人は・・・以下略。
それから気を取り直して駅前で一服していたら、そのバッグ、TBSラジオのアトロクのやつですよね、俺も聞いてますと言われてまたもや驚愕。使いなれたバッグだから気にもとめていなかったが結構汚れていた。人って案外・・・以下略。
いろいろ驚愕しているうちに年の瀬。
今年は今までにない大変な年だったけれど、それでも結構よい一年だったなぁとポストを開けたら大きな郵便。友だちからの湯たんぽであった。
うれしくて2軒目(自宅)で飲み上げたのは言うまでもない。
2020年12月28日月曜日
走り納めはいちごトレイル
友だちに誘ってもらって、大好きなマザー牧場でのいちごトレイルへ。女子力の高い友だち(男性)が全て手配してくれたはとバスで快適に出かけた。
朝日のまぶしいアクアラインを抜けてマザー牧場に到着すると小さな茶色のアルパカが出迎えてくれた。しかしアルパカはおしりをなでると臭いツバを吐くらしいので見るだけにしておいた。
ウッドチップでふかふかしている上に心臓破りの急坂まである起伏に富んだコースを本来は4周して計20km走るのだが、給水所でお目当てのいちごを食べたらあんまりおいしくて大きいの小さいのを交互に食べて友だちみんなと合流すると止まらなくなり、ねえシープショー見たりこぶたレース見たりしたいよね、ジンギスカンもゆっくり食べたいよね、せっかくマザー牧場に来たんだもんと意見がまとまり1周で終了してまたいちごといちごケーキをいただいて途中離脱。
レース前のこぶたのかわいさに魅了され、羊のショーではマイペースな世界中の羊の紹介のあとに、汗だくのお兄さんにまったく協力せずに毛を刈られてヤギのように変身した羊のあまりのやる気のなさに大笑いして、菜の花畑を眺めてから暖かいコテージでゆっくり着替えてジンギスカン。ビールで乾杯してワインまで飲んでおいしい野菜と肉を食べているうちに出発の時刻に。時間泥棒が現れたらしい。
はとバスのガイドさんの声に目覚めると窓の外には東京タワー。なんて完璧な1日だったんだろうとみんなでチョコレートドリンクで乾杯してよいお年を。
5kmしか走っていないのと温泉に浸かったおかげで疲れもなく、楽しい休日だった。怒涛の年末に向かう前に、いつまでも起きていた師走の夜。
2020年12月25日金曜日
地口のマッチ
ラジオでの話題から無性に聴きたい曲が浮かんだのでラジオを中断して聴いた。
この季節に「Winter's Tale」を聴くのはいつ以来かな。特に甘酸っぱくもない大昔のクリスマスパーティを思い出して、マスクの中で大口を開けて歌いながら大股で歩いた。
別の日、やはりラジオを聞いていて無性にあの曲が聴きたいと思っていたらその曲「板の上の魔物」がかかった。その時の気持ちよさといったらない。もちろんマスクの中で大口を開けて歌った。
また別の日、またもやラジオを聞いていたらその日は少年隊特集。特に思い入れもないので聞き流していたら、オープニングでかかった「仮面舞踏会」に耳と心臓を持っていかれた。こんなにカッコいい曲だった?筒美京平さんの曲だったんだ!懐かしいのではなく新鮮。
おまけにゲストのニッキが面白すぎた。
ところでようやく出来上がった地口のマッチ、うれしくて写真に撮らずに甘夏書店さんへ送ってしまった。
ずっと好きだった地口行灯。
初めて出逢ったのは北千住だったか。それを話したら友だちが足立区立郷土博物館で行われていた展示を教えてくれて、さっそく出かけたのは紅葉したきれいな落ち葉がしきつめられていた頃。そこで展示を見ていなかったらこのマッチは生まれなかった。
地口とはだじゃれのような言葉あそびのこと。
その地口に合わせた絵を描いた行灯が地口行灯で、絵馬や凧などの職人さんたちが古くから伝わる地口絵をさらさら描いて行灯に仕立て、初午祭に稲荷神社で飾られる。
偶然初午の日に稲荷神社を通りかかって見た地口行灯は圧巻だったなぁ。
2020年12月24日木曜日
おかん箱とRHYMESTERのライブ哲学
幼なじみから「おかん箱」が届いた。
まるで母親からの荷物のようだと幼なじみの彼氏が言っていたから「おかん箱」。
しかし極上のりんごや長芋や大根など母親が送ってくれそうなもの以外にもスゴくて、今回はまさかのいちごのワインまで入っていた。このワインは地元の友だちが指を赤く染めながらひとつひとつていねいにヘタを取った辛口ワイン。師走にお目にかかれるなんて。
本当は会って顔を見て声が枯れるまで話して一緒に飲みたかったな、と思ってふと気づいた。もしかして一緒に飲むつもりで用意してくれていたのではないか。
幼なじみの家で大騒ぎしながらKING OF STAGEを観る日がそう遠くないことを信じて、おかん箱の中の宇宙麵のようなパッケージのクラッカーに手を伸ばした。
うたた寝から目覚めると、いつの間にか干しいもにまで手を出していたことに気づいて驚いた。
前日にラジオで予習した通り画期的な本で、なによりおもしろいのでページを繰る手が止まらない。お手洗いも一服もしないでほぼ読み終える寸前でいったん休憩。一気に読んだらもったいない。
今年もたくさんのすてきな本に出逢ったけれど、こんなに一気に読んでしまう本はなかなかない。ものをつくるすべての人に、というか普通に生活する上でもためになるなんて。
なによりよいプレゼントだったが、サイン本を注文したつもりがカバーを外したり裏返したりして探すもどこにも見当たらず、んもう、どんなマニアックな場所にサインしたのかしら、と読了後に再度隅々まで探すも見当たらず、メールまで確認したところやはり注文したのは通常本だったことに落胆。
2020年12月21日月曜日
ねまちのヒレ酒
「深川福々」の配布であちこちで油を売った後は、エジプトに続いて今度はスペインへ。
両国駅で待ち合わせて乗り換え一回でスペインへ行けるとは便利な世の中になったものだ。というのはウソで、ご近所の飲み友だちの好い人が切り盛りしているスペイン料理のお店がすっかり気に入ったのでお願いしてまた連れていってもらったのだ。
この日も珍しくて美味しいお料理とワインを堪能してクリスマスのチキンまでいただいて当然のように2軒めのバーへ。ここも友だちの行きつけだったお店だけれど私は2度め。なのにバーテンもマスターもなぜか私を覚えていたので、さては前回なにかやらかしたかと思ったら、当時観たばかりだった映画「相撲道」を全力でおすすめしていたらしく、私も覚えていなかったディテールまで他のお客さんに話してくれた。
気を取り直して飲んだカバランはとても美味しくて、次にいただいた天使の分け前という名のバーボンですっかり酔った。
何杯飲んでも香ばしくておいしく、何よりこんな風に使ってくれてるのがうれしくて、またもや飲みすぎたのは言うまでもない。
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