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2022年6月14日火曜日

トップガンとアスパラガス

フンド氏なら観たかもしれないが私には縁のなかった映画、それは「トップガン」。
すっきりする映画をみんなで観ようや~とのランのコーチの一言で決まったこの日、30年以上前に公開されたものも観ていないのにのこのこ出掛けた。

映画は目まぐるしく、すっきりというよりどっと疲れて映画の余韻そのままに新宿3丁目の雑踏の中で、みんな無事に生還したことに安堵した。
コーチに連れていってもらった焼き鳥屋さんは店先の提灯が骨だけで薄味の味噌だれも美味しくてまったく好みだった。ラン抜きで会っても楽しかった。

その翌日は友だちと上野動物園、のつもりがものすごい人の波に行く気が失せて隣でやっていたフィリピン祭りへ、と思ったらここもまたものすごい混雑。裏にまわって衣裳ケースに漬け込まれた大量の肉だけ見て喋りながらぶらぶら。不忍池から吾妻橋、谷中から田端、そして池袋とよく歩いたしよく喋った。

市川で友だちと邂逅。陽気な飲み会。
帰宅後、そろそろ元気がなくなってきたアスパラガスを茹でてザルにあけたまま寝ると翌朝アスパラガスがずいぶん減っていた。ねまちが夜中に遊んでいたらしく冷蔵庫の下から何本ものアスパラガスが。オンラインマラソンの参加賞の佐藤錦もよく転がって楽しかったわよ。

2021年7月18日日曜日

いったいなんだったんだ

わけもなく早起きしてしまった休日。
暑くなるのはわかっていたためランのお誘いは鄭重にお断りしたが、やることやって手持ちぶさたになったので重い腰を上げて映画館へ行くことにした。子どもの頃以来の二本立て。あのとき観たのは「天国に一番近い島」と「Wの悲劇」だったと思う。
入道雲がむくむくしている暑そうな空を、空いている涼しい山手線から眺めながら映画が終わったらあのお店に行ってみようなどと考えてわくわくしてきた。
映画館に到着してチケットを求める列についてかばんを漁ると、財布がない。先日失くして戻ってきた財布がない。また忘れたのか自分。ひどい暑さの中はるばるやって来たのにただ帰るしかないのか、とSuicaをじっと見つめると思い出した、ジョグのときにSuicaケースに千円札を入れたことを。あとは小銭をかき集めて無事席に着くことができた。
観たかったのは2本目だったが1本めが思いのほかよくて満足したのはいいが喉が乾いた。しかも美味しそうな食事シーンが続いて空腹だ。しかし本命の2本めの映画を観終わるまでは辛抱だ。
2本めの映画はほぼ満席で期待は高まった。が、雄大だがさほど美しくもない景色の連続に気付けば2度意識を失い博打のシーンで目が覚めた。博打自体はどうということのないイカサマだったが、合間に立ったまま女性たちが掻きこむどんぶりの中身が気になった。今宵こそはウン年越しのうなぎでキメるか、それともすごくいい肉を買うか、頭と口の中はよだれでいっぱいでエンドロールが長く感じた。
帰り道は美味しそうなものがいっぱいだったが今の私には小銭少々とSuicaの残額¥500しかない。radikoを立ち上げて千秋楽の最後の一番に耳を傾けたがどこか上の空。結局私には食欲しかないのだなと帰宅するや否や台所に転がっていた財布をつかんでスーパーマーケットに走ったのであった。

2021年6月7日月曜日

大根は罪

妹が泊まりにきた週末、ひとりでは面倒で行かないお店に寄るなどのんびり過ごして久々の楽しい時間を過ごした。
妹を見送って家に戻りいつもの晩酌をしながら日常に戻ってゆく。適当な映画を選んで観ていたら、主人公のあまりの大根ぶりにストーリーが頭に入ってこなくなった。
風景や小物、脇役は素晴らしいのに主人公のこの大根ぶりはいかがなものかと投書したくなるほどの大根ぶり。ストレスなしで好きなように過ごした週末の締めくくりに落胆。
まあこんな夜もあるさと週末の戦利品に目を遣ると、あのひととおそろいのハンカチに釘付けになった。勢いで手に入れてしまったが、やっぱりいい。買ってよかった。
口直しに観た別の映画はおもしろくて、焼いたサバに大根おろしをたっぷりかけて食べてやった。

2018年12月12日水曜日

台北マラソンと、またも開かれなかった本

しばらく国際線に乗ることがなかったため、出国手続きがシンプルになっていることを知らなかった。
時間をもてあまして、ひとまず一杯やることにする。
外の飛行機を眺めながら、あっという間に一杯めが空になった。
よって、もう一杯。
本を読み始めるもなかなか時間は進まず、場所を変えて新たにもう一杯。
ここは飲み屋さんじゃないんだぞ、と自分に言いきかせる。
機内では、離陸の瞬間からウトウト、機内食を食べている最中もウトウト。
読みかけの本は床に落ちていた。



今回の旅の目的は、台北マラソン。
台北在住の妹にすべてまかせて、私の仕事は無事に完走して、待ち合わせ場所へたどりつくこと。
フルマラソンは人生二度め。
今でも辛さが忘れられないくらい苦しいレースだったけれど、「加油!」「加油!」と応援してくれた沿道のみなさんの笑顔の方が、忘れられない。
そろそろ、いい思い出にすりかわりそうかな。


帰国寸前、羊歯の生い茂る場所へ連れていってもらった。
台湾には、日本統治時代の建物がそのまま残されていて、飲食店や書店、雑貨店やライブハウスなどが入っている。
元酒造工場と、元たばこ工場、どちらもしっとりした空気に包まれていた。
回廊、という言葉がしっくりくる長い廊下の途中で、静かに涙を流しているひとがいた。しっとり、ひそやかなこんな場所で泣くのもいいな、などと不謹慎なことを思った。


今回は白い花を売る花売りに会えなかったけれど、どこにいても、いつもその香りが漂っているように感じた。
連れていってもらった、おそろしく急な階段のバーでもその香りが漂っていたのでお店のひとに訊いたら、特に香りのするものは置いていないけど、と首をかしげていた。
台湾は、白い花の香りのイメージ。



帰国した翌日、尊敬する友から連絡があり、ふたりで行くのは初めての、いつもの酒場へ。
さすが尊敬する友。
すぐに同じテーブルの常連さんともうちとけて、杯を重ねる。

いつも会う紳士は仕事で台湾によく行っていたとのことで、しばし台湾話で盛り上がる。
しまいにはご自慢のジオラマを見せてもらいに、その紳士のお家にお邪魔して焼酎を一杯ごちそうになった。

見事なジオラマ部屋とすてきなお家、あれは夢?

2018年10月26日金曜日

ハートにいつも成長痛

ずっと昔に好きだった映画を急に観たくなり、わくわくしながら飲みものなどを用意。
まずは、二番めに好きだった映画をスタンバイ。

すぐねむくなる「うとうとシアター」だけれども、今夜は楽しくなりそう。
懐かしい音楽と映像。
若すぎる出演者たち。
この映画を誰と観たのかは忘れたけれど、だんだんあのころの気持ちに引き戻され・・・



なかった。



あれぇ?
首をかしげたくなるような箇所がいくつもあるぞ。
ここでぐっときたはずなのに、ぴくりとも来ないぞ。
おまけに、さっき飲んだお酒がきいてきた。
ああ
この時間のために今夜は、お酒少なめにしてもらったのに。

好きだった映画に感動しなくなる日が来るなんて。
ああ・・・



かっぱ:映画のせいじゃなくて飲みすぎのせいじゃない?
ひよこ:本命の映画は観ないほうが賢明ですね

パンダ:もう寝てるし

やどかり:今週もだめな一週間で終わりそうだね

2017年11月7日火曜日

けっこう楽しんだみたいじゃないですか

11月3日 文化の日
今年最初で最後のマッチ売り。
「サンシャインステイトエスプレッソ」にて。
お天気のよい、あたたかな一日であった。
ようやくここのコーヒーが飲める、と
うれしくて2杯も飲んだら
店主に「飲みすぎ注意」と言われた。

お越しくだすったみなさん、
なかよくしてくだすったみなさん、
ありがとうございました。
(今ごろ・・・)

行商人の姿のまま、「ニューねこ正」へ寄って
早くも出来上がっていた、休日出勤の未亡人会メンバーと
お互いの労をねぎらう。


翌日、いつも走っていたコースを途中まで走るも
隅田川でなく、海が見たくなって
方向転換して、葛西臨海公園まで走った。

ひさしぶりに30㎞以上走って、
ひさしぶりに長風呂して、
ひさしぶりにていねいに、ミートソースをつくる。


夜は、愉しみにしていた、とあるトークライブの会場へ。
扉を開けたら、まじめそうな若い男性ばかりが4、5人。

渡された紙を見たら
第一希望
第二希望
第三希望
と、書いてある。

なんの希望だろうか、と
席に着いて改めて、申込みの詳細を確認すると



トークライブは、ひと月先であった。
まちがえましたぁ!と
あわてて会場を飛びだし、おもむろに映画館へ。
先日観たやくざ映画を、もう一度。

またも帰り道に、
ポケットから何かを取り出す人におびえたり
近くで急停車した黒塗りのクルマにビクビクしたり。
帰り道に寄った酒場で
またも、日本シリーズを観るのに最適な席に通された。

2017年10月10日火曜日

太刀魚のキムチ鍋を食べさせてあげたかった

年の離れた友だちと
快晴の休日に、ランチ。
観光客でごった返す他店を横目に、
「ぺろりレストラン」で
つもる話しをしながら、のんびり食事。


またね、と手を振ってから、
思い立って「うとうとシアター」へ。
うとうとなんて、1秒たりともできない
あっという間の、血沸き肉躍る時間。

やくざ映画を観たために、
映画館を出てから
黒塗りのクルマが止まるたびに
緊張が走る。

さっきまでの、穏やかで優雅だったランチタイムを
なつかしく思い返す。

ずいぶん多くの人間を、殺めてしまったものだ。
なんてね。
(すいません、見ず知らずの、ステキTシャツのあなた)

2017年8月22日火曜日

うとうとシアターで うとうと

たまには映画でも観るか、と
向かった「うとうとシアター」で、うとうと。
映画のせいなのか
それとも、
新進気鋭の監督の感覚についていけなくなった
おのれのせいなのか。
(おそらく後者)
もやもやした思いを抱えて、開店したばかりの酒場へ。
この日は、美人姉妹が出勤しており
女将さんと大将と隣客とで、ねこ話。
30年前のねこの話で涙ぐむ、生まじめそうな隣客は
この晩、私に禁断の4杯目を呑ませた。



コーヒーを飲む習慣のないあなたでも
「喫茶ニャーゴ」のコーヒーが恋しくなる日があるはず。
それはもちろん、コーヒーだけじゃないんですけどね。
長年淹れてきた、コーヒーの匂いのしみついたお店のにおいや
手に入れたばかりの本を開くときの、静かな昂揚感。
あのどしゃ降りの花火大会は
人が少なくて、初めてきれいに花火が見られましたよ、とか

あの、しとしと雨の花火大会の夜は
湖のほとりで、優雅にビールを飲みながら見ることができたけれど
見えたのは、花火のしっぽばかりで
かんじんの花火は雲の中だったんですよ、とか

他愛もない話をしながら
マスターがていねいに淹れたコーヒーを飲む。
そんな時間も、ねまちで。