2024年9月3日火曜日

雨ふりの朝とおにぎり

相撲健康体操に通っていた頃、聡ノ富士さんにいただいたカチカチに凍ったりんご味のリポビタンDを首筋に当てながら途中の日本橋駅まで徒歩通勤していた。

その道すがらで見つけた小さなおにぎり屋さんの大きなおにぎりがとてもおいしくてそのお店に寄るのがルーティンになったが、相撲健康体操が終わるとそのルートは徒歩通勤には遠回りで元のルートに戻した。

でもあのおにぎりが忘れられなくて雨ふりの中遠回りすること数回。おにぎりのおかげで徒歩通勤を再開することができて朝の時間が楽しいものに戻った。
相撲健康体操の全勝優勝のごほうびももらったし、栃春日さんには足を向けて寝れないわね。



2024年8月24日土曜日

盆踊りと相撲健康体操

ずいぶん前から途中まで描いていた手ぬぐい、明日のお昼過ぎに納品します。
ねまちの奥さまたちの盆踊り手ぬぐい。
盆踊りはきっと明日あたりでおしまい。夏の終わりの終わりにこんな手ぬぐいを所望する奇特な方はいらっしゃらないでしょうが、自分が欲しいからつくりました。

今年の相撲健康体操は、ひとまず全勝優勝。
まったく素晴らしい体操なのでもっと世の中に知っていただきたい。この素晴らしさは続けるとよくわかる。
甲山親方は痛風になったそうだけれどそれは飲み過ぎのせい。
母さん、あたしもうだめ。
特に均整の型が!

2024年7月16日火曜日

お盆とスコール

先日ふと桃を食べたい、そしてまた会津柳津に行きたいと思いついて、日本橋のふくしま館へ。
労働終わりの時間だったので桃等はなくて油揚げときゅうりの汁でつくったうどんを買って帰宅。翌日「ニューねこ正」でそれとなく美人女将に話したら、今の時期は東京のお盆だよと言われ会津の桃をいただいたので後日フンド氏の両親のお墓参りに出かけた。幼なじみから特大サイズのすいかが届いた。

別の日、やはり労働終わりに駅を出ようとしたらものすごい雨。イヤホンからは峰不二子の「愛のスコール」。にくい演出だと思った。
町内会の盆踊りは終わった。
爪切りを終えたねまちと、浴衣を着てはしゃぐ子どもたちをながめていたら、ねこちゃんかわいいと褒められて遠回りして帰宅。

「本と手ぬぐい9」は開催中です。
七月場所も始まったばかりっす。

2024年7月10日水曜日

うそばっかり

「本と手ぬぐい9」は正しくは7/13(土)からでした。
うそつきバッタなかあさん!

DMをいただきました。
音羽山部屋や「ぺろりレストラン」も近い「甘夏書店」さんにて。
前半は1階のカフェ「ikkA」さんで食べもの中心の手ぬぐいを展示するみたい。

これだけ暑いとタオルハンカチより手ぬぐいの方がよいと思う。我が家には手ぬぐいが売るほどある。日に3枚持ち歩きこまめに取り替えるので洗濯して干すたびにその姿にうっとり。
手ぬぐいは、かあさんのくたびれたくつ下や下着も隠してくれるのよね。

2024年7月4日木曜日

今年も本と手ぬぐい

あれからもう三ヶ月。季節も変わってしまった!
7月12日(金)から甘夏書店さんにて「本と手ぬぐい」が今年も始まります。
今回は手ぬぐいとハンカチ。ハンカチは手ぬぐいをカットしたものに裏側は柄もの、ワンポイントを縫い付けました。

夏といえばお盆。お盆といえばごちそう。
「魚猫」の新鮮な魚を使ったお寿司のハンカチ。
先日食べた、わさびをたっぷり入れたかんぴょう巻も登場、好きなお寿司ばかり。
夏の始まりは七月場所から。暑い夏でもお相撲さんたちはがんばっているので「ちゃんこ えびすこ」の塩ちゃんこを。力士味噌を添えるとしっかりした味に。
夏でもなんでもないけれど、永遠のごちそう、スパゲッティミートソース。ハンバーグと目玉焼きを添えるのが「ぺろりレストラン」の定番。

そしてお盆といえば盆踊り。
ねまちの奥さまたちの夏の夜のお楽しみでもあります。

ねまちの奥さまたちの普段の姿は手ぬぐいに。
暑くても愛するハズのために家事の手は抜かない。
むかしむかしのお料理の本によると、ハズとは旦那さまのことらしい。BGがビチグ・・・ではなくてビジネスガールを指していたことと同じくらい聞き慣れない言葉。

ねまちの奥さまシリーズにはポストカード付き。
ごちそうシリーズにはねまちのお店のマッチが付きます。
私も遅くまで手伝いました。

2024年3月28日木曜日

日日雑記と本の山

毎日少しずつ読んでいた「日日雑記」を読み終わった。
読み終えたらまた最初から読み直したくなったので久しぶりに本棚に戻した。本棚に戻したら以前読んだ「ことばの食卓」が目についたのでぱらぱらめくるとおもしろくて次はこれにした。本棚にある文庫本はみな何度も何度も読んだもの。
エッセイは好きではなかったのに武田百合子さんの言葉は率直で、彼女の見たものが見えるよう。

帰りの電車を待っていたら、ホームから古本市をやっているのが見えた。いつもいまいちだよなぁと思っていた古本市だけれどなぜか気になって、翌日お使いついでに覗いたらあっという間に4冊も買ってしまった。武田百合子さんの本も見付けた。さらにその日の帰りにもまた4冊。雨さえ降ってこなければあと3冊は手に入れていた。帰宅するとポストにも1冊。昨日友だちが図書館で一気に読んだと聞いた本。
どれから読もうか、幸せな贅沢を前にわざとお弁当をつくる夜。
またさっきチクチクしてイテッと言って指をちゅうちゅうしてたわね。

2024年3月26日火曜日

ふるほんピクニックと昭和なマルシェ

毎日を怠惰に過ごしていたら、もう三月も終わり。
とうに始まっているこのイベントも佳境に入った。
お知らせが遅くなってすみません。私も参加しています。
今回は、家にため込んでいた昭和な本や雑貨・ねまちのマッチに、ねまちの奥さまのポストカードも置いていただいています。
昭和といえば奥さま。奥さまといえば素敵なヘアスタイルとエプロン。
というわけで「サロン・ド・こけし」の全面協力によってこのカードと手ぬぐいも出来上がりました。(手ぬぐいの写真は撮るのを忘れました)
もう本当の春ですが、今年もよろしくお願いします!
かあさんは相撲に夢中です。
夜な夜な何かをチクチクしては、イテッと指をちゅうちゅうしています。

2023年12月7日木曜日

えほんと冬の贈りものマルシェ

今年も甘夏書店さんの「えほんと冬の贈りものマルシェ」に参加します。
今回は、ねまちのハンカチ。
片面は青のギンガムチェックと赤のギンガムチェック、もう片面は
「ちゃんこ えびすこ」の冬のごちそうに欠かせないメンバーのかるた。
今年もごきげんで。
札を読むのは、たくわんばあちゃん。
それと
「魚猫」の新鮮なえびを使ったちらし寿司や
「おはよう!商店」のサンドイッチ。

冬の贈りものに、または贈りものに添えてみてはいかがでしょう。
もうおなかいっぱい!

2023年12月3日日曜日

名古屋と和解

RHYMESTERのライブに名古屋へ行ったのは10月のこと。名古屋には学生の頃住んでいたが、学校に馴染めず暗い思い出しかなかった。
でも数年前に幼なじみに誘われて行ったRHYMESTERの名古屋でのライブが楽しかったので少しだけイメージが回復して今回は私から誘った。
早めに待ち合わせてうろうろしていると、学校をさぼって名駅の洋服屋さんや栄の地下街の雑貨店に連日通ったこと、その中でもお気に入りのお店がのちに働き始めた会社のお客さんだったこと、後ろの席のお嬢さま風の子となぜか仲良くなって遊び歩いたこと、シフォンケーキも松蔵のスイートポテトも彼女に教えてもらったことなどを思い出した。
この日はおいしい天むすをごちそうになって感激したり感じのよい立ち飲み屋さんでビールで赤かぶの漬け物を流し込んだりしてライブへ。
ライブはもちろんとてもよくて、後ろにいた方に荷物を置く場所を教えてもらって身軽で楽しむことができたし秋の三種盛りも最高だったし喉が嗄れるほどシンガロングして心底楽しかったのだがその後が大変だった。帰り道で迷子になり、体感では30分ほどだったのに実は予想外にライブが長く幼なじみは最終の特急を逃した上に最終の電車まで時間がなくて名駅でドタバタ別れたのであった。

別の日、名古屋時代に寮で仲よくしていた友だちがあちこちから東京に集合。全員で会うのは10数年ぶりでなんだか照れくさかった、のは最初だけで後の時間は喋りまくって歩きまくって怒濤のように過ぎ去った。覚えていないことも多くて、過去の自分が現在とちっとも変わっていないのがなんともいじらしく感じた。

名古屋に類する時間を過ごすことが続いて、名古屋に対する暗くてつらかったイメージがまた変わった。
それにしても「The choice is yours」の、キミの人生はもっと気高いはず、のリリックは何度聴いても沁みる。
あたしも「マクガフィン」のDさんの雄叫びにいつもドキドキするわぁ!

2023年11月30日木曜日

私は見た(聞いた)

近所の小道で一点を見つめてカメラを構えているふたりがいた。
何かなと近づくと何か言いたそうにこちらとその一点を見ている。ねずみが歩いていた。
ああ、ねずみは嫌ですよねとさらに近づくと、いかにもお嬢さん然とした白いねこがきょろきょろしながらやってきてねずみに気付いた。まだなにも知らなそうな白いお嬢さんねこはねずみに近付いて匂いを嗅いだ。ああ、嫌だと半分顔を覆って見守る四人。ひとり増えていた。
すると次の瞬間ねずみが反撃。白いお嬢さんねこに飛びかかるようにして威嚇して追いかけた。しかしなにも知らなそうなお嬢さんはまた追いかけて手を出そうとして反撃に遭い、の繰り返しに、ねこがねずみに追いかけられるなんて初めて見たわとだんだん減ってゆくギャラリーであった。

別の日、久しぶりのヨガ教室で悪戦苦闘していると、特に腹筋に力の入る動きになった。すると離れた場所で頑張っていたメンバーの方からブッと音がした。気が緩んでつられそうになったがぐっと堪えた。

2023年10月10日火曜日

短い秋のおたのしみ

妹とぐだぐだ飲んで食べて散歩してすてきなお皿を見つけたりお久しぶりねの友だちと邂逅したり「ヘアサロンこけし」で楽しい時間を過ごしたりもうビタイチ走っていないのにラン友達とちょこっと走って飲んで食べだり初めましての方と飲んだくれたり現役のお相撲さんの写真展に感激したり豊昇龍行きつけの焼肉屋さんで妄想しながら焼肉を食べたりどしゃ降りの中4杯もちゃんこを食べたりの秋の日々。
家に帰れば宇宙ねこのねまちがいて、幼なじみからの果物やおいしいものが待っている。9月って爽やかで気持ちいいねぇとねまちに言ったすぐ後にもう10月だということに気付くこと数回、幼なじみから来たメッセージと「Saturday night Zombies feat.RHYMESTER」にしみじみ。
相変わらずなにもつくっていないけれど、10月23日から始まる向島EXPOの初日に甘夏書店さんと初めてのお店番をする予定。よかったら観にきてください。

かあさん、それなあに?

2023年10月2日月曜日

疑惑は晴れた

先日の健康診断の際に、一点だけ突出してよくない数値があると言われたねこのねまち。1ヶ月後にまた採血して今度は外部検査に出すわね、もしかしたらセカンドオピニオンも考えた方が、とまで先生に言われて不安な気持ちを抱えていた数日後、ゆるいうんちをしたので病院に連れていくと、ついでに今日採血しようということになった。結果はすぐ出るとのことで、翌日電話があった。まさかの検査機械のエラーであった。
まだ2歳なのに、こんなに元気なのに実は生まれつきの重病を抱えていたのねと、夜中にみぞおちを踏まれようがねこキックをされようが、健気だと涙ぐんでいた曇った日々が一度に晴れて、控えていたおやつも通常通りあげたのはいうまでもない。あたしの心配より、かあさんの増えすぎた体重と肝臓の数値を心配してちょうだい。

2023年9月19日火曜日

ゴロウちゃん

九月場所の観戦と飲酒で過ごした連休の最終日、ねこのねまちのワクチン接種と健康診断に病院へ。待合室で隣り合わせたのは麗しいはちわれのゴロウちゃんだった。
ずっと鳴いているねまちに、かわいい声だこと、あらかわいい顔してる、とゴロウちゃんのお母さまに言われて満更でもないどころかうれしさを隠せずにお礼を言うと、うちの子は男の子だからか大声で、ダミ声なんですよとお母さまはちらりとお顔を見せてくれた。そこにはきりりとした、でも穏やかな表情の長毛はちわれのゴロウちゃんがいた。15歳とのこと。
診察室ではわんちゃんが診てもらっており、ねまちはワクチン接種と健康診断だけれど、みんなどこか心配で来ているのだと思うと胸が痛くなる。
ゴロウちゃんもわんちゃんも、みんな健康でと願った。

この日は祝日の最終日だというのに断水とのお知らせが来ていたので、早起きしてあれこれ済ませてから浴槽やケトルやなべに水を溜めに溜めた。
ねまちのワクチン接種から帰って、断水中なのはわかっていたが試しに蛇口をひねってみると水が出た。さらに二度三度とひねるもやはり水は出た。なぜだろうと思いながら寝ころがって本を読んでいたらいつの間にか夕方になっていた。
なんてだらしない休日!

2023年9月6日水曜日

せぷてんばぁ

やはり週休は3日あったほうがよいのではないかとつくづく思う残暑の日。鼻の調子がよくなくて半休とって耳鼻科へ。
前々日にもらった激辛唐辛子のせいか診察中ずっとお腹がしくしくしていたので一旦帰宅して出直すと、時津風部屋の前に霧島。出稽古で乱れた髷に無造作にはおった泥着姿が、腹を下した中年にはとてもまぶしかったのでうつむいて通りすぎた。
後日、並木道を歩いていると、夜の湿気の水の匂い。この匂いは鼻が良くなくてはわからない。秋になりつつあるのだなぁと大股で歩き、少しだけ飲みに行こうかななどと思ったが、この日はよれよれのクレイジーケンバンドのTシャツにシミだらけのパンツだったのでまっすぐ帰った。クレイジーケンバンドの「せぷてんばぁ」が聴きたくなったけれど面倒だったので鼻歌で歌った。
〽️明日は会社を休みます~
って、しょっちゅうずる休みしてるわよね、かあさん。

2023年8月29日火曜日

夏の終わりのカクテルパーティ

銭湯帰りにふと見上げたら空が高く見えた。この時期になると必ず思い出す、何かの映画の「空が高くなった 夏はもう終わりだ」という台詞を今年もまた思い出した。

久しぶりに音楽でも聴くかとイヤホンを着けるとRHYMESTERの「into the night」。毎年聴いているのでこの曲のリリックが自分の経験のように思えて往く夏を懐かしむ。こんな経験、ビタイチしてないけれど。
次の曲はなぜかBRAND-NEW HEAVIESの「You're the UNIVERSE」。ねこのねまちがやって来てからねまちのテーマソングになった。あなたは宇宙、でもあばら家で申し訳ない。
PUNPEEを挟んでRHYMESTER「待ってろ今から本気出す」。この曲を自分のテーマソングにして鼓舞する時期がある。描いている絵が完成した夜中にこの曲を聴きながらオラつく自分を想像して朝歩くのが常である。今は何も描いてないけれど。
そういえばここ何年もカクテルパーティのお知らせを送っていなかった。フンド氏もぼっちゃんも引っ越したし年のせいかカクテルなんて聞いただけでウップとなるので来年からは焼酎パーティにしようかしらん。
誰も来ないわよ、そんなパーティ。

千秋楽いろいろ

中日から出席して、千秋楽までつとめあげた相撲健康体操。この日は甲山親方のわかりやすい指導とよい声でいつも以上にはりきった。土俵入りの型、気鎮めの型は気持ちがよくて四股は少しだけまともに踏むことが出来るようになった、ような気がする。

別の日、「深川福々」発行人に誘われて子ども食堂へ。お手伝いということでエプロンこそ着けたが、社会貢献の一環で来ていた相撲協会の親方たちにキャッキャしていただけであった。前日引退会見に涙したばかりの千代の国や数日前にやはり引退したばかりの明瀬山、先場所で写真を撮ってもらった魁聖、そして玉飛鳥の熊谷親方たちはみな感じのいい青年たちだった。

どうにも冴えない毎日をやっつけで過ごし、休日は満足いくまで眠っていたら腕にふわりとねまちがやってきたのでしばらくそのままうとうと。
さっきまでいた本来のねまちで土手沿いの路地を行ったり来たり歩き回ったせいか、布団を干してねこのねまちを爪切りに目と鼻の先の病院へ行ったらどしゃ降りになって布団もねまちも私もずぶ濡れになったせいか、出かける気が失せたのでマッサージに出かけたのちに銭湯、そして「ニューねこ正」へ。ちょっと観に行きたい展示があったがその翌日も銭湯へ。
この日は「本と手ぬぐい8」最終日で搬出。風呂上がりでフンド氏の家に寄ったり買いものしたりしていると友だちから次々とメッセージが来た。ありがたいことに「本と手ぬぐい8」に出かけてくれたとのこと。甘夏書店へ向かうと私の搬出するものが無くなっていた。暑い中お出かけくだすったみなさん、本当にありがとうございました。
かあさん、後ろのくちゃくちゃを早く片付けたら?

2023年8月17日木曜日

大人の夏休み

生まれも育ちも深川の友だちに富岡八幡宮のお祭りに誘われてお神輿を担いだ。
サラシを巻くと水の重みで乳が出るよと脅されたので法被の下はTシャツに、お神輿を担ぐならスポーツブラよ、と夏休みの前に会った京都生まれのマダムに注意されたので従った。初めてのハンダコを履き新しい手ぬぐいを巻いていざ清洲橋へ。
水かけ祭りなので沿道から水をかけられるのは知っていたが、消防車のホースや、トラックの荷台からバケツで溺れるほど水をかけられたのには驚いた。ゲリラ豪雨も何度もあって、これは水?雨?と大笑いしながら練り歩いた。お神輿があんなに重く肩に食い込むとは知らず、翌日、友だちと温泉に浸かったときに、どうしたの、DVに遭ったの、と心配されたほど両肩には大きなアザが出来ていた。

日帰り帰省。早い時間に出発して懐かしい電車に揺られて「深夜特急」作者の沢木耕太郎さんの言葉にハッとしたりGONTITIを聴きながら刺繍したり雑誌や本を読んだりうとうとしたり。文太くんはいつものように熱烈歓迎とはいかなかったがおみやげのおやつをおいしそうに食べてくれた。

別の日、飲み友だちと朝から梨を求めて梨街道へ。今年最後の幸水をどっさり、途中で餃子もどっさり手に入れて夕方からお久しぶりねの酒場で乾杯。やはり飲み過ぎた帰り道、お休みのはずの「ニューねこ正」の前で大将とばったり。仕事熱心な大将だなぁと改めて尊敬した。

短い夏休みは終わった。
まだまだ暑いけれどそろそろ気持ちは残暑に移りつつあるところへ幼なじみから季節のくだものが届いた。以前みんなで行っていた花火大会は行かなかったらしい。
私の刺繍も止まったまま。
手ぬぐい展は27日までやってますよ。

2023年8月10日木曜日

相撲健康体操

いまだかつてないほど感慨のない誕生日の朝、それでも休みは取っていたので相撲健康体操に参加。
会場である国技館のエントランスは朝は日陰で快適だけれど、体操はというと基本の蹲踞からしてきつく、阿炎の真似をして四股を踏もうとするも思ったほど脚が上がらず、開始早々に汗がぽたぽた落ちた。後ろの坊やも汗だくで「ヨイショ~!」と頑張っていた。
七月場所で途中休場した弓取の聡ノ富士さんや以前食事会で隣に座った佐々木山さん、落合改め伯桜鵬ほども髪が伸びていない新弟子さんたち、そして現役時代にファンだった元栃煌山の清見潟親方がまわし姿で指導してくださり本当に楽しかった。カードにスタンプを押してもらい、相撲健康体操の冊子や鉛筆やうちわ、お茶にキャンディとたくさん参加賞をいただいた。
それから久しぶりのお気に入りの海へ。海は先日も行ったのだけれどそれは漁港でこの日は海岸。
とんでもない暑さで手ぬぐいがあっという間にびっしょり。(この手ぬぐいは甘夏書店さんで発売中)
海水浴やボートの若者たちがうらやましかったが日本丸が寄港しているのを見ていつもの喫茶店であんみつも食べていつものパン屋さんでフンド氏にホットドッグのおみやげも。自分へのおみやげに買った鯵のなめろうご飯があまりに美味しくてその晩は食べすぎたので、翌朝もまた相撲健康体操に向かったのであった。
そのまた翌朝も行って、あと少しで勝ち越しっすね、とお相撲さんに言われたのよね。