2019年1月17日木曜日

玉カフェ.福の市 開催中です

東向島「玉ノ井カフェ.」さんで絶賛開催中の「玉カフェ.福の市
~2019年1月29日(火)まで

玉ノ井カフェ.
東京都墨田区東向島5-27-4
https://ameblo.jp/tamanoicafe/

私の愉しみを増やしてくれるニクいあの方のおかげで、ふとひらめいてお赤飯をつくりました。
これができ上がった数日後に、現実におめでたいことが起きるとは。
お赤飯にしてよかった。


あとは、子どもが抱っこされると強い子に育つと言われるおすもうさんシリーズ。
「横綱土俵入り」と
 「清酒 綱取り」と
 「相撲茶屋 さばねこ」



横綱がまたひとり、引退した。
先代の親方がいてくれたらと益体もないことを、彼が大関になってから何度も考えた。
でも、耳を塞ぎたくなる、心無い言葉を吐く人たちの声を聞かずに済むから、これからは大丈夫。(どこから目線?)



なつかしい友だちからメールが来た。
一緒によく行ったライブハウスに、ひさしぶりに行くんだ、とのこと。
(そこには白いシャツに黒のタイトスカートのウェイトレスはいない。いるのは『ライブハウスねんね』だけ)

私はというと、もう3年近く、そこには行っていない。
ジャズにもあのベーシストにも飽いたわけではないが、どうにも間が空いてしまった。
今年また行ってみよう。


そういえば、寄席にもめっきり行っていない。
噺家さんなんて何人もいるし、ディグろうと思えばできるのに、生来のメンドクササが邪魔をして・・・
今年は新規開拓できそうな予感。
しかし席亭ってのは、身近にけっこういるものなのだなぁ。

2019年1月11日金曜日

まだまだ続くだろう

iPodのシャッフル機能は、まれに「わかってる」選曲をすることがある。

本文まで行きつけない本のまえがきに泣かされてむくみ顔の翌朝、慣れないブーツで歩いていると、朝から聴いてはならない曲に変わった。
(当然「R.Y.O.G.O.K.U」ではない)

やめてよ~とiPodを取り出そうとするも、手がかじかんでうまくいかない。
たくさんの人が行き交うなかで、ついに涙が出てきた。

らしくない。
こんな朝は「おはよう商店」の朝ごはんで気分をアゲるしかない。
生きていくということは、おなかが空くことよのう。

2019年1月10日木曜日

「玉カフェ.福の市」と 本文までたどり着けない本

ようやっと完成したのは、おめでたいお弁当。
(写真はそのうちFBに上がると思います)


「玉カフェ.福の市」
2019年1月11日(金)~1月29日(火)12~18時
(水)(木)定休
※1月12日(土)13:30-15:30貸切
※最終日29日は入店16時まで。

玉ノ井カフェ.
東京都墨田区東向島5-27-4



つくったのは、お弁当界の重鎮「ぺろり弁当」のシェフ。
春のお花見弁当が好評だったため、注文が殺到していたのだ。
ふきのとうとちくわを炒めたのが、おつまみにぴったりだった。

今回はおめでたいお弁当ということで、気合いの入ったお赤飯や鯛の尾頭付きなど、それはそれは豪華なラインナップ。おたのしみに。



ここ数日、「ぺろり弁当」のシェフを手伝って、夜遅くまで作業していた。
今夜が山場だぞ、と気合いを入れて作業していたら、思いのほか早く完成。
さっき入れなおした気合いをどうしよう。

目も冴えてしまったため「オロロン書房」に出かけた。
以前、まえがきを読んだだけで嗚咽してしまい、閉じた本。
酔ってる?と自問したが、アルコールなぞ入っていなかった。
こんな夜にこそ、読んでみたい。

しかし、この夜もだめだった。
感傷やセンチメンタルではない。
この作家の強さに自分が追いつけないのだ。(あたりまえだ)

しぼんだ気合いを入れなおしに「BAR GABGAB」へ。(早く寝なさいよ)
ここの水割りは不思議にうまいね、と、もうなん千回言ったかわからない褒め言葉を吐いては、ママに苦笑される寒い夜。

2019年1月8日火曜日

待ってろ今から本気出す

新年早々、自分にぴったりの曲がラジオから流れてきた。
(もちろん「両国のひと」ではない)
鼻息荒く、オラついた気分をさらにオラつかせる一曲。

ジャズを愉しむことができる年齢になったのだなぁ、と思っていたのは3年ほど前。
あれは一時の寄り道だったのね。


短い帰省であったが、幼なじみが例の場所に連れていってくれて
それは「すべすべ温泉 ねこぞの」という、立派なのかそうでないのかわからない名前の温泉なのであるが、ふたりの間では「ホストクラブ 天国」と呼んでいる。
「天国」へ続く細い山道を上がっていくと、雪の残る駐車場にナンバーワンホスト(犬)がにっこり座っており、どちらが彼を抱くかで幼なじみと争った。

ここが天国と呼ばれる所以は、とにかく不思議なお風呂とおいしいお料理・お酒。
それと、それらをつくるふたりの女性。
こんにちは、と扉を開けると、あら相撲の彼女、噂してたのよと迎えられた。



短い帰省であったが、文太くんの期待に応えるべくロング散歩へ。
両親にも同級生にも、文太がかわいそうだと責められたほどハードな散歩であった。
あの道とあの道がつながってる!と確認しながらの散歩は、なかなか楽しかった。
次はどこへ行こうかなぁ。


帰省の車中は、いねむりと少しの仕事。
あえて本は持たずに、攻撃的な曲を聴きながら、使っていなかった脳みそを使った。
やればできるじゃん、と、まだなにもできていない自分を少し見直す。
合宿への車中は、またもちょこっと仕事。
って、なんだこのまぬけな写真。


しかし
今から本気出す、って今まで本気出してなかったのか・・・

2019年1月1日火曜日

おめでとう

新年になりました。
近年まれにみるほど、ぐっすり眠って起きたら、暖かくて爽やかな昼になっていた。

あたたかいねこを抱いて惰眠を貪るのは、このうえなく幸せなことだと思い出す。
でものんびりしている暇はない。
さあさあ、働きますよ。
大吉出したからって、浮かれてる暇はないのです。

2018年12月27日木曜日

沈めるつもりで

とある警察署から、会社に電話があった。
数年前に、私の勤務する事務所ビルに入った泥棒が逮捕されたとの連絡であった。

担当の刑事さん(?)は淡々と経緯を話したが、最後の言葉に目が醒めた。

「とにかく、なんとかして半年か1年、刑務所に沈めるつもりでいますので」
「し、沈める・・・・そうですか・・・」
「はい、安心してください」

逮捕時の犯人の所持金や、だいたいの生い立ち。
そして「沈める」という言葉。
刑事ドラマの定番のような展開に、これは新手の詐欺か、とも疑ったが、なにも頼まれていないし、折り返し掛けなおした電話番号は、やはり警察署であった。


おひさしぶりねの「ニューねこ正」へ登場。
唐突に・にわかに、というより、じわじわ感覚を思い出したできごとがあったので、少し考えごとをしたくて、やってきた。
まぁ、飲んじゃうんですけどね。


脳みその眠っていた部分が、少しだけ動き出しそうな予感。
それは、いつもきっかけをくれる「両国図書館」のオーナー。
へっぽこな私に、まったくありがたいことです。

女性作家が好きではなかった私に、オーナーがなにげなく見せてくれた田辺聖子には、呼吸をするのと同じくらい必要なことを発見させてもらったし、吉田健一の「金沢」には、未だ行ったことはない冬の金沢の匂いと並外れた酒量を味わわせてもらった。
いくつになっても、こういうものが、栄養になる。

なんて
ウチにも寄ってって・・・・と「スナック女将」に誘われて、結局あの刑事さんの「沈める」話をするのが関の山。

2018年12月26日水曜日

師走の「ハセガワさん」

その夜は、知らない顔のグループと、またべつのグループがにぎやかに宴をしていた。
最初の客が引けて、マスターもママものんびり一服している。
私は隣の人妻と話しながら、次はなにを飲もうか考える。

「おーいママ、俺のたのんだの、忘れてへんか」
「あ、忘れてた」
「やっぱりなぁ、なんかくつろいでるからおかしいなぁ思て」
「ごめんなさーい、でも伝票には書いてないから安心して」
「当たりまえや、ハハハ」

なんてことのない会話を聞きながら、なにかを感じた。
師走感だ。
それも、いそがしい師走のすきまにある、間延びした時間。
この感じ、好きなんだよなぁ、と熱燗をたのむ。


「それじゃハセガワさんと変わらないじゃない」
「ハセガワさんとこに行ったときにさ」
「やっぱりハセガワさんってもんだよ」
「そこはハセガワさんでないと」


お銚子を受け取った手が止まる。
会話の主は、背後の見知らぬ顔のグループだ。
いや、「見知らぬ」ではなく、いつも背を向けていて気づかなかっただけで、これまでの「ハセガワさん」についての話しも、彼らだったのではないか。

おそるおそる振りかえって、そっと顔ぶれを見てみる。
しかし、やはり見知らぬ顔ばかり。

「ハセガワさん」はどうやら、人望があって頼りにされている人物らしい。
自分でないことは火を見るより明らかだが、それにしても魅力的な人物に思える。
ハセガワさんはこの酒席に加わることはないのだろうか。
もしや、うちのハセガワのことではないだろうな。


遅くなりましたが、「深川福々」最新号は既に配布されております。
大江戸線・清澄白河駅では季節ごとに異なるPOPも。
墨田区内の配布も完了しました。
今回は編集会議の日にちを一日まちがえ、作業にも参加できず、ただ配布だけをした、だめ人間であった。



クリスマスは終わった。

「ものに執着しなくなった」と言った舌の根も乾かぬうちに、急に物欲のカタマリになったため、落ち込むほどに自分に貢いでしまった。
ま、なにに対しても興味のわかなかった期間の分の、穴埋めだと思って・・・