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2018年6月4日月曜日

ゆううつな月曜日

久しぶりに朝からジョグして、
のんびり歩きまわった休日。
コーヒー豆をひいてもらっては
65Kmを完走したことを自慢して
届けものをしにおじゃましては
65Kmを完走したことを自慢して
美人女将のお誕生日をお祝いしに、
飲みに行っては
65Kmを完走したことを自慢して
(未亡人会のメンバーがまたひとり増えた)
「ニューねこ正」がお休みの日に出かけた
「相撲茶屋さばねこ」では
見知らぬおじさんにまで・・・(以下略)

酔っぱらって、携帯電話と家の鍵を床に落として、
隣り合わせたおすもうさんに注意されてしまった。
これにて自慢行脚は終了。


2週間前に色づいたあじさいは
 いまだ、その美貌を見せてくれており
ゆっくり咲くのだよ、と声をかけたエンゼルウイングは
毎朝毎晩、みずみずしい香りをふりまき
酔って帰った夜に、
ノーマークだった場所のつぼみを開いて驚かせたくちなしも、
見るたび香りを濃くしている。


ところで
我が家の引っ越しは、いったいいつになるのだろう。
引っ越しなんて、
久しぶりすぎて
ゆううつでしかない。

2018年4月4日水曜日

へそまがり

春なのに、冬の曲ばかり聴いたり
東北へ向かう車中で、関西が舞台の本を読んでみたり
朝起きぬけに、ねまちに行くことばかり考えたり
へそまがりなことばかりしている、
ねむたい春の日。

2018年3月12日月曜日

あなたに似たひと

ひさしぶりに行った旅先にて。

東京から遠く離れた、縁もゆかりもない場所。
そこで行った先々で、
「前にも来てくれたよね」
と言われた。

二年前に一度行ったきりのお店もあり、
目立つ髪型をしているわけでもなく、
奇抜な恰好をしているわけでもないのに、
なぜ、みなさん覚えていてくれたのだろう。

これでますます、あのまちが身近になった。
遠く離れた恋しいあのまちには、
「はとエアライン」もしくは
「こうもりエアライン」で、行くことができます。
ふだんは、必要なものさえめんどうで買わないのに
旅先では財布のひもがゆるんでしまうのは、なぜ。

旅先で見つけた
カステラ色のセーターを着て
あのまちに想いを馳せる。



そう頻繁に旅に出ることは出来ないので
「ねまちのマッチ」のブックカバーでお気に入りの本を包んで、
どこか酒場の片隅で読むとしよう。

2017年9月26日火曜日

橙色の彼岸花のあるまちへ

日馬富士が、苦しみながらも、がんばっていたなか
夜間飛行、というほど遅い時間ではなかったが
夜の便で、旅に出た。
訪れるのは、2度めの場所であった。
以前教えてもらった、
夜12:00オープンの
ハンバーグがおいしい居酒屋さん。
1:00を過ぎてお店を覗くも、満員。
スナックに行くのも目的のひとつであった。

しかしこの街は、スナックが多すぎた。
2軒ほど呑んで回ったのに酔いが足りず、
ドアを開ける勇気が出なかった。
かに
「だめなやつだね」

たこ
「意気地なしめ」



初めて訪れたときに寄って、
とても好きになった洋服屋さん。
ここの女店主にお目にかかるのは、もちろん二度め。
でも、とてもなつかしく
古くからの知り合いに、逢ったみたい。

そこで、すてきなお店を教えてもらったり、
教えてもらったそのお店で
おいしいお店を教えてもらって
さっそく行ったり、
いいもの見つけたり。
かっぱ
「『いいもの』で、乙女心を取り戻したらしいよ」

パンダたち
「え~・・・・」
ただひたすら愉しかった旅の思いでにひたる間もなく
まもなく、健康診断とマラソン大会が。

旅の間にダイエットなど気にしたくはなかったので
週明けからストイックに行くぞ、と決めていたのに
るんるんパスタにさそわれて
マラソンレッスンの後にまた、食べて飲んでしまった。

2017年8月10日木曜日

旅の準備は、ぬかりなし

もうすぐ夏休み。
すこしの間、家を留守にするから
冷蔵庫の中の野菜などを
食べてしまわまければ、と
いつもよりしっかりお料理したために
うっかり
食べるものがなくなってしまった、きまじめな、あなた。
そんなときは「レストラン両国」へ。

オムライスとエビフライしか、メニューがないので
あれこれ迷うこともなく、旅の前日の食事を楽しむことができます。

おそめのお昼を食べたあとは
「BAR GABGAB」で、一杯だけワイン。
帰ったら旅の準備があるから、一杯だけ。

 弁当ヨシ。
 着るものヨシ。
読むものヨシ。
(これがもっとも重要)
宿の手配ヨシ。
飛行機のきっぷヨシ。
手みやげは「両国のさんぽ道」。

2017年7月28日金曜日

本とブックカバーの日々

半年ぶりくらいに、早朝ジョグを決めた。
この季節は、4時過ぎには明るいから、
「こうもりエアライン」と「はとエアライン」の勤務交替も
とまどっているようす。
(これは通りすがりのあおさぎ)



前の晩、お酒とともに、さつま揚げをおかわりしたら
いつも無愛想な料理人に、にっこりされた。
そこで初めて読んだ本がとてもすてきだったのと
さつま揚げがおいしかったこと、
料理人に笑顔を向けられたことで、
かなしかったことを、少しだけ忘れた。

「オロロン書房」で見つけた本の中で
おいしいスープは、ちょっとこわい、
という会話があったことを思い出した。
深刻な悩みを抱えながら
ハンガリーの冷たい石畳を歩いて帰宅して
お母さんがつくってくれた、あたたかいスープを飲んだら
その悩みが一瞬消えた、というもの。

わたしのおしゃれ心と乙女心は、
ずっと消えたまま、なんですけどね。
本とブックカバーのコーディネートにのみ
こだわっている日々。

2017年7月6日木曜日

せつないみかん

重たそうな買い物袋を置いて、
ひとやすみしている、女性がいた。
(※そんなときは『はとエアライン』『こうもりエアライン』へ
ご連絡ください)

酒場へ行くしか用もないので、途中まで半分持つことにした。
それにしても、大量の食べもの。

「このへんで大丈夫よ。ありがとう」
と言われたが、本当に大丈夫だろうか、と
考えていると
「どうしたの?!またこんなに買っちゃったの?!」
と、彼女の息子らしき男性が、自転車であらわれた。

すみません、ちょっとぼけちゃっているんです、と
申しわけなさそうに話す男性は、私と同い年くらいで
言葉も視線も、やさしそうであった。

かるく会釈して、その場をはなれようとすると
女性はすいかを、男性はみかんを、
買い物袋から取り出した。
押し問答ののちに、それらは、私の手に。
その晩の酒は、沁みたなぁ。
みかんが、やけにあまかったことも、せつなかった。

2017年6月19日月曜日

旅のおとものブックカバー

ずいぶん長いことかけてつくっているわりに
ちっとも完成しなかった、旅の本のための、ブックカバーとしおり。

ようやっと
先行して、おそばと麺類とたまごのセットを
甘夏書店さんへ、納品しました。
例によって、ずっとあたためていた方より先に
途中でつくったものの方が、早くできてしまった。

「土俵そば」のブックカバー2種
 麺類いろいろ。
おそばいろいろ。
旅といえば、おそば。
駅のおそばもよし、まちの食堂のおそばも、またよし。
池波正太郎などの食べものの本に、このカバーをかけて
「土俵そば」でそばをたぐる、なんていかがでしょう。
そして、あいかわらずブームが続いている、たまご。

たまごがでてくるエッセイは、案外多い。
早川茉莉さん編「たまご ふわふわ」などに
このカバーをつけて読むと、愛着もひとしお。
「ぺろりレストラン」で、
このカバーをかけた本をめくりながら
注文したお料理を待つのは、たのしいものです。


麺類、おそば、たまご各1枚入り、
土俵そばのしおりと、たまごのしおり付きです。

が、たまに入れ忘れているかもしれません。
そんなときは、クレーム!クレーム!
すぐに、お届けします。


おくれて、やっと、長年あたためていた方も完成。
今週末には、納品できるかしらん。

「ぺろり弁当」と「はっしゃオーライ!」の合体した、
ブックカバーですよ。