上げかけた腰を下ろして、耳を傾ける、とか
横断歩道の信号が点滅を始めたとき。
走らなきゃ、と歩を早めたら、おもいのほか軽く体が動いた、とか
(毎度のことながら)飲みすぎてけだるい朝、なぜか早く目覚めたので軽くジョグをキメたとき。
マジックアワーの時間にあたって、あおさぎ先生にも会えた、とか
夢のなかで、もしくは夢うつつで、あのひとに会えた、とか。
小さなことだけど、アガるときってあるもの。
真夜中のひそひそ話。
かも:なんだか、些細なことばかりですよね
かまきり:あのひと、どれだけ不幸なんでしょうね
はえ:まあまあ、ある意味しあわせなんじゃないですか
やどかり:言えてる
アガるものは、さんぽ道に落ちている。
銘菓「両国のさんぽ道」は、ひとくちめからアガります。